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ミスト

2008年09月19日 09:17

この子と約束した
必ず守ると──

霧(ミスト)の中には“何”が待っていたのか──
映画史上かつてない、震撼のラスト15分

ミスト-ジャケ
原題:THE MIST
公開:2008年5月
映倫:R-15
監督: フランク・ダラボン
製作: フランク・ダラボン 、リズ・グロッツァー
製作総指揮: リチャード・サパースタイン 、ボブ・ワインスタイン 、ハーヴェイ・ワインスタイン
原作: スティーヴン・キング 『霧』(扶桑社刊『スケルトン・クルー1 骸骨乗組員』所収)
脚本: フランク・ダラボン
撮影: ロン・シュミット
クリーチャーデザイン: グレゴリー・ニコテロ 、ハワード・バーガー
プロダクションデザイン: グレゴリー・メルトン
編集: ハンター・M・ヴィア
音楽: マーク・アイシャム

出演: トーマス・ジェーン /デヴィッド・ドレイトン ,マーシャ・ゲイ・ハーデン /ミセス・カーモディ
ローリー・ホールデン /アマンダ・ダンフリー , アンドレ・ブラウアー /ブレント・ノートン
トビー・ジョーンズ /オリー・ウィークス , ウィリアム・サドラー /ジム・グロンディン
ジェフリー・デマン/ ダン・ミラー ,フランシス・スターンハーゲン/ アイリーン・レプラー
アレクサ・ダヴァロス /サリー ,ネイサン・ギャンブル /ビリー・ドレイトン

(あらすじ)
のどかな田舎町を襲った激しい嵐の翌日、デヴィッドは湖の向こう岸に発生した異様に深い霧に懸念を抱きながら息子と共にスーパーマーケットへ買い出しに出掛けた。するとやはり、その濃い霧は間もなく買い物客でごった返すマーケットに迫り、ついには町全体を飲み込むように覆っていく。人々がマーケットに缶詰状態となる中、霧の中に潜む不気味な触手生物を発見するデヴィッド。彼を信じた者たちはただちに店のバリケードを作り始め、武器になる物もかき集める。その一方、骨董品店の女主人カーモディは狂信めいた発言で人々の不安を煽ってしまう。そして夜、突如として霧の中の生物たちが襲撃を開始、店内は大混乱となるのだが…。(allcinemaより)


 凹む凹むと聞いてはいましたが・・・凹みます。

フランク・ダラボン×スティーブン・キングと言えば
「グリーン・マイル」でも場内の照明が点いた後も立ち上がれないくらい
衝撃を受けました。
今回は衝撃というより・・・沈みます。

 突如立ち込めた深い霧。駆け込んでくる傷ついた男。

「霧の中に何かいる」と・・・。

 現実を直視し、受け止め、真っ向から対処していくデヴィッド。
そんな現実を受け入れず正論を並べたてるだけの弁護士・ノートン。
そして宗教を振りかざし、煽ぎ、次々と人々を取り込んでいくミセス・カーモディ

こういったパニックに陥った群集心理がよく表れてると思います。
冷静に対処できる人、現実から目を背ける人、そしてすがる物を求め、
そして流されていく人・・・。

 ミスト-1

 やっぱりどのレビューでも書かれてますが、ミセス・カーモディを演じた
マーシャ・ゲイ・ハーデンが素晴らしいです!
あの状況であの勢いで扇動されたら、そりゃ心も動くわな。

 しかも一番冷静で、多分その時取れるベストな選択をしているはずの
主人公の行動はいいのか悪いのかぐらいの結果しか残さないのに
ミセス・カーモディには本当に彼女が予言しているかのような現象が起こる。
それがこじつけでもこの状況ではそういう風に見えてしまう。
そしてそれは彼女の暴走とそれに流される群集の狂気を呼ぶ・・・。

ミスト-2


 私はやっぱりデヴィッドの行動をどうしても「親」目線で見てしまいます。
物語の後半、彼の胸に重く重くのしかかっていたであろうこの言葉・・・。

「お父さん、約束だよ。
僕を怪物に殺させないで。」


 そしてデヴィッドは脱出を決意する。
そこで見せたスーパーの副店長・オリーの行動には拍手喝采。
でもこの後精神的支柱を失ったみなさんはどうしたのかしら?

そんなデヴィッドグループのヒーロー・オリーも・・・。

ミスト-3

 無事に車を出すことができたデヴィッド達。燃料の続く限り霧の向こうを目指して走り続けます。
(余談ですが、この作品で一番カッコイイ、レプラー先生。うちのおばあちゃんに似てます。
性格も。ビジュアルも・笑)

そして遂に燃料も尽き・・・。

晴れない霧。響く怪物の慟哭。
そこでデヴィッド達の取った行動は・・・。

これは映画オリジナルで原作者のキングも絶賛したというラストシーン。

「誰も全力をつくしたと認めてくれる」

果たしてそうでしょうか?
じゃあ何故最後の最後の瞬間まで戦わない?
自分の足で走らない?
希望を求めて脱出した先にも同じ絶望が広がるだけ。
デヴィッドとしては形上は息子との約束を果たしたことになります。
でもこれでいいの?

 そう葛藤していたのは誰よりもデヴィッド自身。
最愛の息子を自分の手で葬った彼の悲しい悲しい叫び。

そして目の前に広がるのは・・・

求めていた霧の晴れた世界。軍に救出される人々の車列。
その中には最初に皆の制止を振り切って子供のために出て行った女性と
その子供の姿も。

・・・何たる現実。怪物に引き裂かれるより残酷なシーン。
ほんの数分軍の通過が早ければ、引き金を引くのが遅ければ・・・。

デヴィッドの取った行動は間違いだったのか?
それはわかりません。
彼が目にした世界が救われた世界なら「何であんなことを」と思うし、
世界に救いがなければ「あれで良かった」思うでしょう。
とにかく用意されたのは一番冷酷・残酷なラストシーン。
子供に手を下した父親がこれからの世界をどう生きていくのかと考えると
胸が痛みます。



・・・「ミスト」でめっちゃ凹んでデッキを止めたら
ANIMAXで「DRAGON BALL Z」をやってまして。
ちょうどピッコロさんがナッパに殺される回で・・・。
輪をかけて凹んで枕を濡らした深夜2時なのでした。(ノд-。)




コメント

  1. ふぉんだ | URL | ItIoGO1o

    こんにちは!

    おぉ~~
    wataruさんと時を同じくして、うるるたんも「ミスト」ご鑑賞ですね。
    私は映画館で見たんですが、それはそれは凹みました。

    >ほんの数分軍の通過が早ければ、引き金を引くのが遅ければ・・・。

    ほんとですね。
    いっそ霧の中から出てきたのが怪物だったらデヴィッドの心は救われたかもしれませんね。

  2. うるる | URL | -

    >ふぉんだしゃん

    がっくりきましたよぉ…。
    私がデウ゛ィッドの立場だったら発狂しそう。
    ミセス・カーモディ怖いよぉ(ノд<。)゜。

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